OM-1 Mark IIを半年間使用したレビューと撮影した野鳥写真の作例

OM-1 Mark IIを半年間使用したレビューと撮影した野鳥写真の作例

マイクロフォーサーズ規格のカメラ、OM-1 Mark IIを購入して約半年。これまでOM-D E-M5 Mark IIIがメインカメラでしたが、今は出かける時のメインのカメラはほぼOM-1 Mark IIとなりました。

OM SYSTEM OM-1 Mark II

不満はゼロではないですが、ほぼ満足に使用しています。OM-1 Mark IIで撮影した野鳥写真もだいぶん溜まって来ました。

使用してまだ半年ですが、使用したレビューと撮影した野鳥写真の作例を紹介します。

OM-1 MarkIIを購入した理由

2台目のカメラとしてOM-1 Mark IIを購入した大きな決め手は、下の6つ。

  • 鳥認識AFの搭載
  • イメージセンサーが積層型
  • プロキャプチャーを搭載
  • ライブGNDに興味
  • レンズとの組み合わせがコンパクトかつ高コスパ

今は野鳥撮影がメインなので、まずは鳥認識AFは欲しいと思っていました。これまで飛んでいる野鳥にピントが合わず悔しい思いをしたか。野鳥撮影をしている者としては鳥認識AFは欲しいところ。

また野鳥撮影にはプロキャプチャーは外せません。プロキャプチャーを使うなら積層型センサーの搭載は必須。

プロキャプチャーとはシャッターを押した前後の被写体を記録する機能で、野鳥の飛び立つ瞬間を撮影するなど、人間の反射神経を超える撮影ができます。

プロキャプチャー撮影 OM SYSTEM 高速撮影

プロキャプチャーは電子シャッターを使うので、積層型でないと動態撮影に歪みが出てしまいます。

実はイメージセンサーが大きいフルサイズカメラの購入も検討していましたが、プロプチャーと積層型センサーを搭載していたフルサイズカメラは、当時はZ9かZ8しかありませんでした。(Z6IIIは部分積層型センサーでちょっと中途半端な気がした)

Z9とZ8はちょっとゴツくて高価。

OM-1 Mark IIは、超望遠レンズとの組み合わせの場合、フルサイズカメラと比べてコンパクトかつ軽量なので機動性にすぐれています。コスパも良いです。

ライブGNDは野鳥撮影にはほぼ使わないですが、スナップ撮影や風景写真の撮影に便利です。

ライブGND(グラデーションND)OM SYSTEM コンピュテーショナル フォトグラフィ

予算も含め、総合的に考え今回はOM-1 Mark IIを購入しました。

もちろん、すでにマイクロフォーサーズのレンズを所有していることも大きいです。

OM-1 Mark II撮影のレビュー

では実際に半年間使ってみたOM-1 Mark IIの使用したレビューです。

マイクロフォーサーズの機動性の良さは武器

OM-1 Mark IIの本体は500gを超えており、グリップも厚いので、OM SYSTEMのマイクロフォーサーズのカメラとしては重くて大きい機種。

とはいえ、フルサイズのカメラの場合、小型なものもありますが、望遠レンズが長くて重いため、トータルで考えるとOM-1 Mark IIの機動性は抜群に良いです。

カメラは持ち出してなんぼ。重くてかさ張ると持ち出すのに嫌気がさします。マイクロフォーサーズの機動性の良さは武器です。

EVFが最高に見えやすい

フラッグシップのOM-1 Mark IIはEVF(電子ビューファインダー)は約576万ドットとグレードの高いものを搭載しています。(OM-5やOM-D E-M5 Mark IIIは約236万ドット)

OM-D E-M5 Mark IIIからOM-1 Mark IIを使ってみると、EVFが感動するほど見えやすいです。OM-1 Mark IIのEVFを覗くと、もうOM-D E-M5 Mark IIIのEVFには戻れません・・・ 。

鮮明なEVFは、木の枝や藪の中にいる野鳥を探す上で有利です。さすがフラッグシップモデル。

JPEGの写真が自然な画が好み

OM-1からイメージセンサーが「4/3型 裏面照射積層型 Live MOS センサー」を採用しているからなのか、画像処理エンジンにTruePic Xを採用しているからなのか、OM-D E-M5 Mark IIIと比べると凄く自然な癖のない写真(JPEG)を作ります。

個人的にはOM-1 Mark IIの写真は好きな色です。RAW現像はほぼしないので非常に助かります。

ダイナミックレンジも向上していると感じます。

野鳥を撮影する時の鳥認識AF性能

OM-1、OM-1 Mark IIは鳥認識AFを搭載しています。

野鳥の手前に枝や葉っぱなどの障害物があるとピントが合わないこともあり完ぺきではないですが、野鳥の瞳にピントを合わせてくれるAFは野鳥撮影時に非常に便利です。

乱視気味なので鳥瞳AIのAFがないカメラでは鳥の目にピントを合わせたつもりでもが合っていないことがしばしばありました。

OM-1 Mark IIでは鳥の瞳にピントが合う確率が格段に上がりました。

飛びものも非常に楽。鷺や猛禽類などの大型の野鳥だと楽々ピントが合います。

カワセミなどの小型の野鳥ではやや難しいですが、これはレンズの性能も影響があると思います。

OM-1 Mark IIで撮影した野鳥の作例写真

最後に、これまでOM-1 Mark IIで撮影した野鳥の作例写真を載せます。レンズは M.ZUIKO ED100-400mm F5.0-6.3 IS。

写真はRAW現像ではなく、撮ってカメラ内でJPEGに変換されたものです。基本的にはトリミングで拡大し、画像データはブログ用にデータを圧縮しています。

ノイズ除去の処理は行っていません。

下の写真はキビタキ雌の写真。暗い場所での撮影で、ISO 4000で撮影しました。ノイズをやや感じます。ノイズの感じ方には個人差があると思いますが、これくらいのノイズで抑えられていればOKでしょう。

シャッター速度は1/400。手持ちで撮影しましたが、OM-1 Mark IIの高い手振れ補正性能がバチッと効いています。

キビタキ雌
OM-1 Mark II, ed100-400 f5063 IS, 1/400, F6.3, ISO4000

下の写真はダイサギの写真。OM-D E-M5 Mark IIIでは白や黒の表現がしっくりこないことが多かったですが、OM-1 Mark IIでは自然な色に表現されています。

ダイサギ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/2500, F6.3, ISO 200

下の写真は飛んでいるケリの写真。追従してバッチリピントが合っています。

ケリ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/2500, F6.3, ISO 200
ケリ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/3200, F6.3, ISO 500

下の写真はカワセミ。枝が入り組んでいたので若干ピン甘ですが、カワセミの色はOM-D E-M5 Mark IIIよりも良い感じで表現されています。

カワセミ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/400, F6.3, ISO 320

下の写真はエゾビタキ。これは良い感じな写真が撮れました。

エゾビタキ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/3200, F6.3, ISO 3200

下の写真はホオジロの写真。逆光も問題なし。

ホオジロ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/2500, F6.3, ISO 2500

下の写真はチョウゲンボウ。いきなり飛び出したので慌てて撮ったのですが、バチッとピントが合いました。

チョウゲンボウ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/2500, F6.3, ISO 1250

その他の野鳥写真も載せておきます。

タゲリ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/2500, F6.3, ISO 1250
タゲリ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/2500, F6.3, ISO 500
タゲリ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/2500, F6.3, ISO 1250
ダイサギ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/2500, F5.6, ISO 200
イソヒヨドリ雌
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/2500, F6.3, ISO 400
ノビタキ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/2500, F6.3, ISO 1250
コガモ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/400, F6.3, ISO 500
オシドリ雌
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/3200, F6.3, ISO 2500
オシドリ雄
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/3200 F6.3, ISO 3200
オシドリ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/3200, F6.3, ISO 2500
アカハジロ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/3200, F6.3, ISO 3250
アカハジロ
OM-1 Mark II, ed100-400 F5063 IS, 1/3200, F6.3, ISO 3200

OM-1 Mark IIのレビューのまとめ

OM-1 Mark IIはマイクロフォーサーズの中では大き目の機種ですが、望遠レンズ込みでもコンパクトかつ軽量なので機動力に優れていて、気軽に持ち出すことができます。

EVFは鮮明で、変換されるJPEGの写真の画は、進化していて好み。

AI被写体認識AFの野鳥はまだ完ぺきではないですが、鳥の瞳にピントが合うので楽に野鳥撮影が楽しめます。飛んでいる野鳥も今までよりも楽に撮影ができるようになりました。

超望遠ズームレンズでは安価な部類に入るM.ZUIKO ED100-400mm F5.0-6.3 IS で、ここまで野鳥撮影ができれば十分でしょう。

かなり高価なレンズのM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROとの組み合わせの野鳥撮影のポテンシャルも気になります。

安価なレンズのM.ZUIKO ED100-400mm F5.0-6.3 ISでもこれだけの撮影ができるので、AFが速くて出来上がった写真も素晴らしくなることは間違いないでしょう。

公式サイトで購入すると3年間保証

週末セール

コメント一覧

宮嶋 武二

100-400でこれだけ撮れれば充分でしょう。私は多少手間がかかってもraw で撮って
pureraw ソフトを使っています。

返信する
とりぱしゃ

コメントありがとうございます!

残せるならRAWで残すのがやっぱりいいですよね。

あ!RAWで撮っときゃよかったと後悔することはよくあります。

返信する
宮嶋 武二

レンズも150-400ならいいんでしょうがお値段が問題ですね。150-600も良さそうですが
やはり距離が遠いと無理があるので作品作りであれば遠くは諦めてもっぱら近くの被写体に集中することにしています。100-400も新型がでて手振れ補正がカメラと連動するようで低isoが使いやすくなるのは魅力ですね。100-400は使いようでキレル優れたレンズ、軽いのが一番と思って使っています。

返信する

宮嶋 武二 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA