野鳥撮影に使えるカメラ、コンデジベスト5選(2026年8月)

コンデジ カメラ
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一般的に野鳥撮影は、コンデジよりもレンズ交換式のデジタルカメラの方が撮りやすく、綺麗に撮れます。しかし、逆にコンデジにもメリットがあります。

コンデジが有利な点は、レンズが別売りのレンズ交換式ミラーレスカメラに比べて安価なところ、機動力が高いところ、レンズの交換なく広角から望遠まで撮影の守備範囲が広いところです。

レンズ交換式デジカメよりも安価に手に入るため、野鳥撮影がどんなものか試してみたいという超初心者の方に良いと思います。

その後、レンズ交換式のデジカメを買ったとしてもサブ機として使えますし。

ということで野鳥撮影に使えるコンデジを調べてみました。

スペックから野鳥撮影に使えるコンデジを独断と偏見で評価し、個人的に欲しいコンデジベスト5選をシェアします。

野鳥撮影用として購入するコンデジのポイント

野鳥撮影用のコンデジとして押さえておきたい最低限の3つのポイントは以下の通り。

  • 望遠性能
  • 電子ビューファインダー付き
  • マニュアルフォーカス

望遠性能

野鳥撮影に高い望遠性能は必須。

画像センサが1/2.3型の場合のコンデジでは、最低でも20倍以上は欲しいところ。20倍ズームですと35mm版換算でおおよそ480mmです。

できれば40倍以上あると撮影範囲が広がります。40倍ですと35mm換算でおおよそ960mmとなります。

電子ビューファインダー付き

野鳥撮影に電子ビューファインダーはあった方がよいです。

電子ビューファインダーがなくても野鳥撮影はできますが、背面液晶モニターは、晴れた明るい場所では被写体が見えにくいので撮影が難しいです。

またファインダーを覗きながら撮影することでカメラが安定し、手振れが軽減されます。

マニュアルフォーカス

マニュアルフォーカスとは、被写体にピントを合わせる時に手動で合わせることです。

自動でピントを合わせるのはオートフォーカス。オートフォーカスの逆です。

シジュウカラやメジロなど小型の野鳥は木の枝を飛び回るので、枝が被ってしまうことがあります。枝が被るとオートフォーカスのピントが枝に合ってしまい、野鳥にピントが合いません。

そんな時にマニュアルフォーカスがあると手動でピントを合わせることができます。

コンデジのベスト5

それではここ最近のコンデジを調べた結果の個人的なベスト5選を発表します。

  • 1位 COOLPIX P1100,NIKON
  • 2位 COOLPIX P950,NIKON
  • 3位 DC-FZ85D,Panasonic
  • 4位 PowerShot SX70 HS,CANON
  • 5位 RX10V(DSC-RX10M5),SONY
順位1位2位3位4位5位
機種COOLPIX P1100COOLPIX
P950
DC-FZ85DSX70 HSDSC-RX10M5
メーカーNIKONNIKONPanasonicCANONSONY
センサ1/2.3型1/2.3型1/2.3型1/2.3型1.0型
有効画素数1605万画素1605万画素約1810万画素約2030万画素約2010万画
35mm換算焦点距離
光学ズーム
24-3000mm
125倍
24-2000mm
83倍
20-1200mm
60倍
21-1365mm
65倍
24-600mm
25倍
認識AFオート、人物、動物/鳥、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機
F値f/2.8-8.0F2.8-6.5F2.8~F5.9F3.4-F6.5F2.4-4.0
重量
(バッテリー,メモリーカード込み)
約1410g約1005g約640g約610g約1111 g
ファインダーありありありありあり
Mフォーカスありありありありあり
連写(Hi)約7コマ/秒
(高速連写120fps:約120コマ/秒)
約7コマ/秒
(高速連写120fps:約120コマ/秒)
約10コマ/秒
(AFS時)
約10.0枚/秒 最高約30コマ/秒
手振れ補正光学式光学式光学式光学式光学式
RAWありありありありあり
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*重量は本体にバッテリーとメモリーカードを含んだ重さ

COOLPIX P1100 NIKON

NIKON COOLPIX P1100

NIKONのCOOLPIX P1100がオススメ第一位です。2025年2月28日に発売された超望遠ズームを搭載したコンデジ。今回紹介した中では2番目に新しい機種です。

最大の特徴は、唯一無二の125倍の超ズーム。35mm判換算で24-3000mm。11万円台(2026年8月現在の最安値を参考)で3000mmのカメラが買えるの凄いです。

しかも広角端は24mm!

さらに被写体に約1cm※3まで近づいてピントを合わせられる「マクロAF」も搭載。

重量が1.4kgあるので、これをコンデジと呼んでよいのか微妙なところですが、1台あれば広角を活かした風景撮影から遠くにいる野鳥撮影、花に近づいてのマクロ撮影までオールマイティにこなせます。

飛びものと暗いところが苦手な感じはありますが、かなり離れた場所にいる野鳥をロックオンできるのは非常に魅力的。

NIKONのCOOLPIX P1100の詳細 NIKON公式HP

COOLPIX P950 NIKON

NIKON COOLPIX P950

NIKONのCOOLPIX P950が第2位です。

COOLPIX P950は、望遠ズーム83倍とし、P1100よりも軽量にし、価格を抑えたコンデジ。

望遠ズーム83倍といっても35mm版換算で脅威の2000mmなので、そんじょそこらの望遠レンズでは相手になりません。

お値段9万円台(2026年8月時点の最安値を参考)。

ちなみにフルサイズカメラの800mmの単焦点レンズ、NIKKOR Z 800mm f/6.3 Sはお値段80万円台(2025年9月時点の最安値を参考)。

(レンズやAFの性能が格段に違うので単純な比較にはなりませんが)

2000mmあれば、かなり離れた野鳥も楽々撮れます。

COOLPIX P950は、望遠ズームや重量以外の性能は1位のP1100とほぼ同等なので、少しでも安く、少しでも軽いカメラが良い場合は、COOLPIX P950を選べばよいでしょう。

COOLPIX P950の詳細 NIKON公式HP

追記:COOLPIX P950は生産中止となったようです。新品は在庫がなくなり次第購入終了となります。

LUMIX DC-FZ85D Panasonic

Panasonic LUMIX DC-FZ85D

3位はPanasonicのLUMIX DC-FZ85D

DC-FZ85の後継機種で、2024年7月に発売された新製品。今回紹介した中では3番目に新しいコンデジ。

レンズは35mm版換算で20-1200mm(60倍)。望遠の1200mmは野鳥撮影に十分の焦点距離で、広角20mmは紹介した中ではもっとも広角。ダイナミックに風景を撮る際に使えます。

超解像iAズームを使うと、なんと120倍までズームアップ可能。

重量が約640gと軽量なので、他のメインカメラを持って出かけた際のサブカメラとしても重宝します。

価格は5万円台(2025年9月時点の最安値を参考)。今回紹介したコンデジの中では最もお手頃な値段。

軽量で安いので、野鳥撮影ってどんなもんやろ?と気軽に始めるのに向いています。

LUMIX DC-FZ85の詳細 Panasonic公式HP

SX70 HS CANON


キヤノン PowerShot SX70 HS

4位はCANONのSX70HS。

SX70HSは過去には7万円台で販売していることもありましたが、品薄なためか価格が高騰していており、現在は14万円台(2026年9月時点)。

画素数は2030万画素と今回紹介したコンデジの中では高く、望遠ズームは35mm版換算で21-1365mm(65倍)。DC-FZ85Dよりもズーム倍率が高く、望遠端も長いです。

重量はメモリーカードとバッテリー合わせて約610gと、DC-FZ85Dと同等なので、サブカメラとしても気軽に持って行けます。

本格的なレンズ交換式のカメラを買う前に、まずお試しに買うのによいカメラだと思いますが、値段高騰が気になります。

SX70HSの後継機種が出るのが待ち望まれます。

SX70HSの詳細 CANON公式HP


RX10V(DSC-RX10M5) SONY

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RX10 V(DSC-RX10M5) icon

第5位は、SONYのRX10V(DSC-RX10M5)です。

2026年7月31日に発売されたばかりの新製品。今回紹介したコンデジの中では最も新しい機種。

過去にはオススメ1位として前モデルのRX10IV(DSC-RX10M4)を推していましたが、新モデルは価格が30万円を超えてしまい、さすがに手軽に買えるコンデジとは言えなくなりました。

しかし、今回紹介したコンデジの中では抜群の高性能を誇ります。

イメージセンサーは1型の積層型CMOSイメージセンサーを採用しており、高速画像処理エンジンBIONZ XRとの組み合わせによって、最高約30コマ/秒(電子シャッター)のブラックアウトフリー高速連続撮影が可能。

さらには注目すべきはAI被写体認識の搭載。新型のRX10VからAI被写体認識を搭載し、野鳥撮影の歩留まりが向上しました。

ちなみに対応する被写体認識は「人」「動物」「鳥」「昆虫」「車・電車」「飛行機」です。

価格がレンズ交換式ミラーレス並みに高いのと重量が重いのがネックですが、センサーサイズが1型と他のコンデジの1/2.3型より広く、高速連続撮影、鳥認識AFは野鳥撮影時の頼もしい相棒となることでしょう。

>>デジタルカメラ購入の検討材料として覚えておきたいイメージセンサのサイズ

望遠は3.5mm版換算で600mmで、若干物足りなさは感じますが、他のコンデジよりもセンサーサイズが大きいのは魅力的。

RX10Vの登場で、RX10シリーズの旧モデルの中古品の価格が下がっているようです。状態の良いものがあれば旧モデルを狙っても良いかも。

RX10 V(DSC-RX10M5)の詳細 SONY公式HP icon

RX10 V DSC-RX10M5 SONYストアicon




コンデジのレンタル

紹介したコンデジは有料でレンタルも出来ます。買う前に、レンタルして試してみるのもありです。

カメラ・レンズ購入前に知っておきたい!野鳥撮影のためのレンタル会社と選び方
この記事では野鳥撮影のためのカメラ・レンズのレンタル会社の選び方を解説します。野鳥撮影にはカメラやレンズなどの機材が必要です。しかし、カメラやレンズは数多くのメーカーや機種があり、選ぶのに迷ってしまいます。価格も安価なものから高価なものまで...

野鳥撮影用コンデジまとめ

今回紹介した野鳥撮影としてオススメのコンデジは以下の通りです。

  • 1位 COOLPIX P1100,NIKON
  • 2位 COOLPIX P950,NIKON
  • 3位 DC-FZ85D,Panasonic
  • 4位 PowerShot SX70 HS,CANON
  • 5位 RX10V(DSC-RX10M5),SONY

野鳥撮影に特化するなら、多少重くなりますが、超望遠のNIKONのCOOLPIX P1100COOLPIX P950。遥か遠い野鳥をズバッと捉えることができます。

サブで持つのにオススメなのは、軽量のPanasonicのDC-FZ85DかCANONのSX70HSです。

SONYのRX10V(DSC-RX10M5)はかなり優秀なコンデジですが、価格が30万を超えてしまったのが残念。

実際の野鳥撮影の現場で見かけるのは、COOLPIX P950(P1100かも)もしくはRX10シリーズが多い感じ。

オートフォーカスの反応具合や持った感じは実物を実際に触ってみないとわからないので、大型の家電量販店か大き目のカメラ専門店で確認するのがよいと思います。

実際に野鳥を撮影して試したい人は、カメラのレンタルという手もあります。レンタル会社はレンタル機材の豊富なGOOPASSCAMERA RENTがオススメ。

カメラ・レンズ購入前に知っておきたい!野鳥撮影のためのレンタル会社と選び方

ちなみに、ここに挙げたコンデジはネオ一眼とも呼ばれています。コンパクトとは言えない大きさです。

また、各カメラメーカーはコンデジの開発には力を入れてない感触で、これから超望遠のコンデジの新製品の登場は期待薄。これからコンデジの種類は減少していくと思われます。

気軽に撮影できるコンデジで野鳥撮影をしたい、野鳥が撮れるコンデジをサブで携帯したいという方は、今のうちに購入しておく方が良いかもしれません。

なお、鳥AFを搭載したリーズナブルなレンズ交換式のミラーレスカメラも登場しています。コンデジの使用にこだわりがなければ、リーズナブルな鳥AF搭載のミラーレスカメラの購入を検討するのも良いかもしれません。

コンデジでは、AF応答速度やセンサーサイズの性能上、飛んでいる野鳥の撮影は難しく、暗い森での野鳥撮影では画質が落ちてしまいます。

>> 未経験者・初心者にオススメの鳥AF(オートフォーカス)搭載のミラーレスカメラベスト7選+番外



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コメント

  1. あすはくるのか より:

    今、FZ85は、中古でも3万円で買えないですよ。2024年5月31日の今。
    どんどん値上がりしてます。待ち続けても上がり続けるので5万円で中古買っちゃいました。なんだか複雑です。楽天とか今見たら、8万円超えていました。このまま行ったら10万円行きそうです。
    値段の情報に関しては、古いかもしれません。
    それとも、値段が下がる日はくるのかしら?

    • とりぱしゃ より:

      あすはくるのかさん、コメントありがとうございます。

      FZ85は生産終了してますし、後継機種も出てないようですから、中古価格は上がりそうですね。

      FZ85の後継機種が出れば中古価格は下がりそうですが、各メーカーもこの位置づけのコンデジの開発には力を入れてないようなので、新製品が出るのは難しそうな気がします。

      手軽に野鳥が撮れるコンデジは、これから希少価値が上がるかもしれませんね。

      FZ85の価格は調査してます。

  2. Ri188 より:

    とても役立つ情報をありがとうございます!特に、2025年の最新モデルについてのレビューが興味深かったです。おすすめのカメラがどれも魅力的で、野鳥撮影がますます楽しみになりました。実際の使用感やおすすめの設定など、さらに詳しい記事を楽しみにしています!

  3. pkr999 app より:

    素晴らしい記事ですね!特にコンデジの選び方が参考になりました。野鳥撮影がますます楽しみになりそうです。これからも楽しみにしています!

  4. lmc84 より:

    素晴らしいリストですね!特に○○カメラが気に入りました。野鳥撮影がますます楽しみになりました。ありがとうございます!

  5. Synaptigen buy より:

    このブログ記事、とても参考になりました!特にコンデジの選び方やおすすめが具体的で、購入の決め手になりそうです。野鳥撮影が楽しみです!

  6. NeuroEnergizer より:

    とても参考になりました!2025年の最新コンデジの情報が気になっていたので、特に「カメラX」の性能に興味があります。これからの野鳥撮影が楽しみです!

  7. gg999 より:

    この投稿はとても参考になりました!特にコンデジの選び方についてのアドバイスが役立ちました。野鳥撮影に挑戦したいと思っているので、ぜひ参考にさせていただきます。ありがとうございます!

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