この記事では野鳥撮影のためのカメラ・レンズのレンタル会社の選び方を解説します。
野鳥撮影にはカメラやレンズなどの機材が必要です。しかし、カメラやレンズは数多くのメーカーや機種があり、選ぶのに迷ってしまいます。
価格も安価なものから高価なものまで様々です。野鳥撮影には超望遠レンズが必要なため、モノによってはかなりの出費になります。高額なカメラやレンズを購入して使ってみたら自分には合わないという失敗は避けたいところです。
そこで、カメラやレンズを購入する前に、まずはレンタル会社を利用して試してみるのも一つの手です。
様々なメーカーや機種を低予算で試すことができるので、自分好みのカメラやレンズの性能や使い勝手を実際に体験することができます。
レンタル会社を活用して低予算で自分に最適なカメラやレンズを試し、気に入ったらそのカメラやレンズを購入すればOK。
なお、レンタル会社も色々あります。そこでカメラやレンズをレンタルする際のレンタル会社を選ぶポイントを解説します。
カメラ・レンズのレンタル会社を選ぶポイント
カメラ・レンズのレンタル会社を選ぶポイントは以下の6つです。
- 品揃え
- レンタル料金
- 補償内容
- レンタル期間
- 返却方法と送料
それでは一つ一つ解説します。
カメラやレンズの品揃え
カメラやレンズの品揃えが豊富であることは重要です。
当たり前ですが、レンタル会社のライナップに自分が使ってみたいカメラやレンズがなければそのレンタル会社を利用する意味はありません。
まずはカメラやレンズの品揃えが豊富にそろっているか確認します。特に野鳥撮影に適した超望遠レンズがレンタルできるかは重要です。
レンタル期間
レンタル期間も大切です。
慣れないカメラの操作は、慣れるまでに時間がかかります。レンタル期間が短いと操作に慣れた頃に返却ということになってしまいます。
目安は1ヶ月くらいが最適。1ヶ月以上はカメラやレンズが借りられるレンタル会社がオススメです。
カメラ・レンズのレンタル料金
レンタル会社ごとに料金体系が異なります。料金には機材の種類やレンタル期間、付属品などが含まれる場合があります。
料金だけでなく、追加オプションや保険についても確認することも重要です。追加のアクセサリーやバッテリー、メモリーカードなどをレンタルできるか、またそれらの料金はいくらかを確認します。
レンタル料金は安いのに越したことはないですが、安いと補償が不十分だったりすることもあるので注意が必要です。
故障・破損などの補償
カメラ・レンズのレンタルの故障や破損時の補償内容は重要です。万が一のトラブルに備えて、補償の内容はレンタルする前に十分に調べておきます。
レンタル会社ごとに補償内容は異なります。不注意で故障したり、破損したりした場合、補償が手厚ければ安心して撮影に集中できます。
レンタル時の補償には注意点があります。例えば、補償期間内でも自己負担金が発生することや、一部の故障や破損に対しては補償が適用されない場合があります。補償内容を詳細に確認し、どのような状況下で補償外となるか理解しておくことが重要です。
また、故障や破損に対して自己負担の金額の上限がどこまでなのかも把握しておきます。
補償がオプションになっていて有料の場合があります。少額の保証金で補償内容が充実しているのであればオプションを利用するのが安心です。
カメラ・レンズの受取りと返却の方法と送料
カメラやレンズを店舗ではなくネットで借りる場合、カメラやレンズは宅配便の送付となります。
どのように受け取るのか、どのように返却するのか、各レンタル会社で異なるので確認が必要です。
自宅での受け取り、返却が困難な場合は、コンビニなどで対応できるレンタル会社がオススメです。
また送料も各社で違います。
おすすめのカメラ・レンズのレンタル会社
現時点でオススメのカメラ・レンズのレンタル会社、4社を紹介します。
- CAMERA RENT(カメラレント)
- GOOPASS(グーパス)
- Rentio(レンティオ)
- APEX(アペックス)
CAMERA RENT(カメラレント)
CAMERA RENT(カメラレント)は、月額定額でカメラやレンズをレンタルできるレンタルサービス会社です。レンタル料金は月額3,500円(税込3,850円)から24,500円(税込26,950円)。合計6つのプランから選べます。
1,400種類以上のカメラやレンズから選ぶことができます。
レンタルしたカメラやレンズを返却期限なしでレンタルすることができ、自分の好きなタイミングでレンタルを解約することができます。
レンタル料金は月額定額性。レンタル期間が長くても月額料金は変わりません。
ただし、カメラやレンズの種類はそこそこ多いですが、人気の機種はレンタル中のものが多く、借りたい時に借りれないケースがありそうです。
>> カメラ・レンズの月額制サブスクサービス【CAMERA RENT】GOOPASS(グーパス)
GOOPASSは、月額定額でカメラやレンズをレンタルできるレンタルサービス会社。レンタル料金は月額10,000円から。レンタルできるカメラやレンズは2,500種類以上と種類が豊富なのが特徴。
レンタル期間が30日間あるため、じっくりとカメラやレンズを試すことができます。他の商品を使いたくなったら、いつでも返却して新しい商品と交換できます。いろんなカメラの機種やレンズを試したい人には嬉しいところ。
他のレンタル会社では見かけることが少ない、ハイクラスのミラーレスカメラ、NIKON Z9やSONY α1まで取り扱いがあるのは非常に魅力。
他のレンタル会社には取り扱いがないカメラやレンズもGOOPASSなら見つかりそうです。
>> 約2,500種類以上の撮影機材をレンタルし放題のサブスク【GOOPASS】Rentio(レンティオ)
Rentio(レンティオ)は家電のサブスク・レンタルサービス。トータルで3527種類。カメラ・レンズのみの種類数は不明。
最短3泊4日からレンタル可能。
メーカーによってカメラの機種の充実度に偏りがある感じです。SONYのフラッグシップモデルのα1はありますが、NIKONのフラッグシップモデルのZ9はありませんでした。
>> Rentio
APEX(アペックス)
APEX(アペックス)は1999年からネットレンタルを始めた老舗のレンタル会社。老舗なので経験知識豊富なスタッフが多く在中。東京に3店舗、大阪・愛知(名古屋)に各1店舗の実店舗があり、宅配だけでなくお店でレンタルできるのもAPEXの特徴。
カメラ・レンズの在庫数は業界トップクラスで、カメラは70種の800台、レンズは316種の1500本の取り扱い。CAMERA RENTやGOOPASSに比べると若干機種が少ない感じはします。
発送でのレンタルは2泊3日から。短期間のレンタルならAPEXがおすすめ。
>> APEXレンタルまとめ
今回は野鳥撮影のためのカメラ・レンズのレンタル会社の選び方、オススメのカメラ・レンズのレンタル会社を紹介しました。
カメラやレンズを購入する際に利用すると、購入の失敗を防ぐことができます。ぜひ、有効活用してください。
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